ヒトサンゴーマル。風一つない、穏やかな海。
空からは、午後の日差しが降り注ぎ、平和な海そのものであった。
その海には、80,000tクラスの巨大な空母、そして8,000tクラスの駆逐艦が3隻、隊列をなして展開していた。
巨大な空母は、まるで自走する一つの島である。
比類なきスケール、存在感。その姿は、見る者を圧倒する。
提督「あー、もう。なんでこうなっちゃたかなー…」
提督は、不満そうな顔をしながらブツブツと話す。
対深海棲艦部隊への、海外一般の海軍部隊からの視察。ただそれだけだったはずなのに。